国道

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近代的国家の持つ大きな役割は、その国民のための産業を興し、生活の便を図るための各種の基盤=インフラを整備することにあるといえます。
それは、電気・上水道・下水道・廃棄物処理から、近年でIT等の情報網を含めていろいろあります。
古代からあるのは、国家事業としてのインフラ整備は道路です。交易や軍事目的等、大きな道路整備は、国家権力でなければなしえないことですから。

国道とは、国が建設・管理する道路です。個人の所有する私道や、日本で言えば、都道府県の各地方自治体内部で整備される道路とは区別されます。
一般的には、国道が全国的な幹線道路網を構成して、それに繋がる細かい道路がそれを補完する構造になっています。

国道は、ある意味で、国を人体としてたとえれば、動脈であり、生命の活動の主要な新陳代謝を担っています。国内のすべての地域を繋ぐ、人々の交流を支えて、流通を促進する重要な役割を、日々果たしているのです。
それは鉄道とはまた違うのは、大きなキャパシティと多彩なバリエーションを持っているということでしょう。

道路行政は、目に付きにくいけれど、それ次第では、大げさに言えば、国の発展にも衰退の要因にもなりうる、ともいうことができるでしょう。

近年は、高速道路料金の問題や、大型道路建設の中止等、政治問題として取り上げられるのも当然のことです。

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